ウッドデッキリフォームで熟慮したいこと
2021年6月27日お洒落な庭と住宅を結びつけるもの、それはウッドデッキかもしれません。少しリビングが狭い、なにか工夫がしたい、そんな時にリビングの延長線上として外にウッドデッキを付けることで、リビングとラインでつながり、楽しい空間になります。ウッドデッキと庭、そして家という組み合わせは実に素敵で良い雰囲気になります。
とはいえウッドデッキ設置の際に注意すべきことは、狭いスペースには無理やり取り付けないということです。小さいウッドデッキでも、外からのルックスは良いものですが実際には使い道があまりない、単なる洗濯物を干す場所になってしまうかもしれませんし、最悪物置にしかならないということにもなりかねません。ウッドデッキが狭いと開放感がなく、そこで遊んだり、バーベキューをしたり、チェアを置いて本を読んだりという気持ちにならないものです。それである程度のスペースをしっかりと取れるかどうか、そのあたりを検討すること、どのような用途でウッドデッキリフォームをしたいのかをはっきりさせることはとても重要です。
同時にウッドデッキというのは、日当たりが良い、外になるために雨風にさらされることも考慮するべきです。天然素材は美しくて温かみを出すものですが、こうした気象環境の影響をまともに受けるために劣化しやすく、天然素材の場合、塗料を塗ればそれが剥がれてくるのもかなり早いです。数年で汚らしく見えるウッドデッキになってしまう可能性があり、メンテナンスをこまめにする必要があります。ウッドデッキの柱になる部分が土に接している場合には、腐食もしやすいので、そのあたりを考える必要があるでしょう。
最近は人工素材のものがリーズナブルで劣化しにくいことから人気が出てきています。自然素材ほどの風合いの良さはありませんが、自然に近い雰囲気を出し、かつ人工なので汚れても簡単に落とすことができる、腐食もしにくいなどメリットはいっぱいです。
ウッドデッキリフォームを考えている場合には、こうした点を熟慮して素材選び、またデザイン選び、また施工後のメンテナンスも考えることにしましょう。